ワカダンナ号、2012年夏の冒険です(第1話)


いつも閲覧して頂き、ありがとうございます。

 この立派なトラックは、ももいろクローバーZの機材車です。

数年前まで、タウンエースのようなワゴン車に8人載って、車中泊して
全国ツアーを廻ったという逸話を持つ方々は、たいへん立派になりました。

映り込んでいる方々は、ファンの方々です。この付近に
3万7千人の、5色(赤、黄、桃、紫、緑)の衣装をキメテきたファンの方が
いらっしゃいます。

あの、「ももいろクローバーZ」って根本的になんなんだ、とお思いの方は、
ご多忙中、大変申し訳ありませんが、下記の秀逸な動画をご覧になったのち、
続きをお読みください。

音楽が流れますので、ご自宅か、ネットカフェでどうぞ。
  ↓
ももいろクローバーに全く興味がない人も応援したくなっちゃう動画


 運転手の観覧席はここです。西武ドームの3塁側の外野席で、
ステージまで、ものすごく遠く、スクリーンに機材がかぶっており、
あまり上席ではありません。

このときは、そう思っていました。

観客が歩いている外野席通路から運転手の観覧席は4列目です。
歩いているお客さんと、座席の近さをいったん、頭に入れてください。


 これは、「サイリウム」という、化学的に発光するペンライトです。
ももクロファンは、ほとんど、電池式のペンライトか、サイリウムを
持っていきます。知らなくて、光るものを持ってこなかった方は、
ものすごく、さみしい思いをします。


箱押し(全員好き)の方は、5色を左右の手で持ち分けます。
推しメンがいる方は、その色のサイリウムを、思いのたけの本数だけ持ちます。
自由にスイッチで色を変えられるハイテクなペンライトもあるようです。

4時間弱、26曲、まったく座ることなく、曲と、振りに合わせて、これで応援するのが、
ももクロライブの真骨頂です。
3万7千人のファンが、心を一つにして、コール(応援の合言葉)を叫んでいると、
大袈裟かもしれませんが、魂が熱くなってくる気がします。
最近、ももクロちゃんは、会場がどんどん広くなるので、遠い席のお客さん
と触れ合うために、通路を責めるのに、こだわっていて、
トロッコ(赤と桃の方)と、自転車(緑の方)に乗って、さっきの写真の通路に来てくれました
ものすごく近い!!! 5mくらい!!!
運転手は、これまでの人生で、一番大きな声を出したと思います。

51年間、いろんなコンサートに行きましたが、こんなにファンを大切に
してくれるアーティストはありませんでした。

ものすごく感動しました。


 ワカダンナ号で行こうか、とも思ったのですが、埼玉は慣れない土地でもあり、
万一、事故を起こしたら、ワカダンナ号と、1年かけてようやく手に入れた
「ももクロライブ」の参加権を両方失うと思い、ドラえもんにスモールライトを
借りて、新幹線で連れてきました。最近、白髪がちょっと気になります。


 オリンピックが絶好調なので、熱狂しているようです。


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