ワカダンナ号、２００３年秋の冒険です（ ８話）

　素敵に晴れている。

そういえば、１２年前に壱代目アベニール号と
「パートタイム放浪」をはじめて以来、最終日に、
天気が悪かったことは一度もない。なにか
大きなチカラに見まもられているような気もする。

　長野に向かうＲ１９の下り車線は、地獄のように
渋滞していた。中央自動車道も、東海北陸もそうらしい。

あまりの残暑に、３連休が重なって、
「暑い」→「涼みたい」→「北」という単純な衝動が
集まったのだろう。

(↑これを書いている運転手は、この旅の目的を忘れて
しまって、いるようです)

　お手軽そば。　カマボコ、ネギ、大量のカツオブシ。
ＳＡの食堂だから、合理的なんだろうけど、客が見ている直前で
冷凍ソバの包装をピリピリ開いて、茹でるのは止めて欲しい。

このごろは、冷凍技術がものすごく良くなって、プロの料理人でも
黙って出されたら分からないそうなので、黙って出してください。
３５０円。

　えっ？　こら！　運転手！！！　この青空、見えてへんのか！
世間は「れじゃあ」のまっただ中やど！　この駐車場も
ガラガラやんけ。　もっと走りさらせ、こら〜〜〜〜！！！！！

３６６５ｋｍ。またまた、皆様にご心配をお掛けいたしたこと、
申し訳ありませんでした。そして、旅程中、さまざまな観光情報を
いただいた方々に深謝いたします。

ありがとうございました。