アベニール号、２００２年春の冒険です（
熊本県天草郡の女子高生の間では、ルーズソックスや紺ソックスの流行が
終わって、ハダシが最先端のようだ。天気が良いと天草の風景はホント
素晴らしいのだが、この雨じゃねえ。大雨雷洪水注意報か・・・・・
熊本県不知火（しらぬい）町にある、町営の温泉施設。町民と旅行者で
入浴料に差があるのがちょっととまどうが、５００円なら納得。
ここのお湯は塩化なんとか泉なので、ちょっとしょっぱいが、湯あたりは
やさしく、疲れが取れる。
大浴場の入り口の扉には
『あとぜき』をお願いします。
と書いてある。ここは、宮沢賢治の『注文の多い料理店』かよ、と思いながら、
２分考えたが、結局意味が分からず、従業員のオバサンに聞いた。
「東京や大阪から来るお客さんは、みんな聞くのよ」
（悔しいので正解は番組(?)の最後で）
だったら、標準語も併記すればいいのに、と思ったら、これは作戦だったらしい。
このオバサンは、ずっと更衣室の掃除をしつづけ、『あとぜき』をきっかけに、
観光客に名産品を売りつけていたのだ。しかも、売店で買わずに、私から
買って欲しいという。いくらか、成績手当があるのかもしれない。
結局、３号炊きあさりごはんのモトを買った。被害額４００円。おいしそうだが、
３合もごはん炊くことなんてない。会社で炊いて、同僚たちに配ってみようか。
どうでしょうか。僕の上司の方。
Ｒ２６６からＲ３２４に分岐するループ橋。名古屋高速の黒川インターにあるのを
想像してはいけない。（ローカルな話題ですみません）
あたりは、天草諸島の繊細な地形。視点が上がると、景色がいきなり雄大になる。
頭のなかで、ぱんぱかぱ〜ん、とか、じゃじゃじゃじゃ〜ん、などの音楽が鳴り響く。
天草郡五和町鬼池から長崎県口之津町まで、フェリー。５日間連続フェリー
だったので、ひょっとして１０日間連続をねらっているのかと期待なさっている
みなさんのために、ちょっと残り５日間のルートを考えてみました。
釣りバカ日誌の浜ちゃんでおなじみの甑島（こしきじま）などに渡ると、
この荒天で帰りが心配なので、６：四国 ７：いったん本州
８：再四国 ９：本州 １０：愛知県の渥美半島から知多半島。
をを。これなら工程上は達成できそうだ。
しかし、財布をみると、予想外に残金が少ない。領収書とか見ると、
今回はフェリー代がかさんでいる。ワカダンナ号にあまりゼイタクを教えると、
今後ろくなことがなさそうなので、帰路は下道（したみち＝一般国道のこと）の
厳しさを教えてあげることにしよう。
出発直後のまだ２ｍくらいしか離れていないときに、「まもなく着船です」と、
テープの放送があった。テープを巻き戻すのを忘れたらしいが、そのくらい
日常的な船のようです。３０分で島原半島。
長崎ナンバーのお友達。ジャスコで買い物してたら、隣に駐車してあった。
まだ地元に同車種が少ないので、観察しに来たにちがいない。
レーダー探知機とか積んじゃって、ずいぶんワルそうだ。
事故んないで、おたがいに長生きしましょうね。
深江町にある『みずなし本陣ふかえ』という道の駅。詳しいレポートは
去年したので省略。ことしは鯉のぼりが数百匹泳いでる。
地元産ステーキ定食が９８０円！！ 付け合わせはポテトとニンジンのグラッセ。
レモンの上に載っているのは大根おろし。ソースと合わない気がしたので使わなかった。
おつけはあさつきと、海藻がちょびっと。
香の物は高菜とタクワン。ゴハンの器は、ちょっと縦長で食べづらい。
観光バスもくる食堂なので、配膳台のスペース効率を考えてのことだろうが、
お箸をタテに突っ込んでゴハンを食べるのは、あまり気持ちよくない。手前の
ステーキソースは、オニクの個性ととてもマッチしていて、よく研究されている
のが感じられる。
ただ、食事中、フォークとナイフと箸をどこにおいたら円滑に食べられるのか、
むづかしい配列だ。先におニクを小分けにしておいて、あとは箸で食べるのが
楽なのだろうが、なんかステーキをおいしく食べるには、『切りたてをフォークであぐあぐ』
という作業が不可欠に思えてならない。かといって、フォークで味噌汁やタクワンは
たべたくない。日本人ってホントに大変だ。。。。
うははははは！！！！ やってきました。今回のホントの目的地！！！！！
構想半年。交渉半年。ホントに苦労したぜ！！！！！！！
アンニョンハセオ〜。
あ、すみません。本気になさるとは思わなかったもんですから。
あ、あ、あ、そんなに怒らないでくださいってば。 ｍ（．＿．）ｍ
ワールドカップに合わせて旗立てたみたいです。