そこらへんをゆく！！(12日目)
河和（こうわ）から港までは無料バスが出てます。
河和→日間賀島（ひまかじま）→篠島（しのじま）→河和
を一気に廻れる周遊券。別々に買うより４２０円オトク。
張りきって、一番前の席に座ったら、補強材や、補強フィルムで眺望が
悪いったら、ありゃしません。
出港から２０分。民宿やホテルが大量に立ち並ぶ日間賀島西港。
ダイヤが送れ気味なせいか、着岸してないのに荷下し作業を始める
スタッフさん。
日間賀島東港。西港と違って、店は異様に少ない。
眺望は悪いけど、外観は、なかなかカッコイイんですね。
この船。
島内唯一かもしれない信号機。車はほとんど通らないので、
教育用に設置したのかもしれない。
ローカルグルメ番組とかで良く見るタコのオブジェ。
３７番大光院。日間賀島には、この寺ひとつしかない。
篠島行きの次の船まで１時間半。お昼でも食べよう。
民宿「とくがね」。法事で忙しそうだったが、
ひもじそうな顔で、「昼食だけ頂けませんか？」
とお願いすると・・・
個室に通してくれた。使いこんだお盆がシブイ。
海岸沿いの民宿だが、景色はこんな感じだ。アポなし
だから、あったり前田のクラッカー。（古い！！！）
テレビはコイン式。電話なし。原稿書きで缶詰になるのに
良いかもしれない。
左から、タコ飯、ナマコの酢の物、アサリの酒蒸し、
おしんこ、芝漬け、ゆかりご飯。
そして、カレイの煮付け。１５００円。あと５００円で
お刺身もつくが、これで大満足。
島内の猫は、人間を敵だと思っていないので、全然
逃げない。そうか。こないだ猫が逃げたのは、僕のせい
ではなく、猫をイジメル人が増えたからなのかもしれない
船の時間まで、まだまだあるので、探検開始。
なにをするものか、分らない船(?)。タコツボ上げ機か？
もうすぐ、潮干狩りシーズンだ。
駐車場に貝殻捨てるなんて、行儀悪いぞ！！！
いえいえ、水溜りを埋めているらしい。しばらく
経つと、こうなる。
港の駐車場には、自由に車を捨てて良いらしい。
たこつぼ。
今日はとってもあったかいので、釣り人も多い。
お遍路さんも多い。
タコの一夜干し。土産物屋さんで大量に売っていたが
買わなかった。こういうものは、自宅で食べるより、
現地で食べるのがオイシイと思うので。
篠島行きの船。伊良湖から来たらしい、左の水色の
カーディガンのお姉ちゃんは、待合室にあった大好物の
５００円のホタテの焼いたのを、お小遣いで買おうかどうか、
２０分迷っていた。なんてつつましいんだろうと思って、心が
洗われた気がしたが、結局買ってしまった。
日間賀島とは、お別れ。いちおうタコも食べられた。
１０分で篠島。
毎年、中学校の卒業生が製作するらしい看板。
「くじら・海・人・未来」
言いたいことが、わかるような、分らないような。
「相談事務所株式会社」？ホントに「株式会社」なの？
この建物の裏口にあるので、ますますアヤシイ。
あきらくん。元気でやっているだろうか。
３８番。正法善寺（しょうぼうぜんじ）。地図がよく
分らないので、通り掛かったおばあちゃんに道を尋ねると、
わざわざお寺まで連れて行って下さった。
「あんたとは、もう２度と逢うことは、ないだろうからねえ」
「年寄りはもう充分生きとるで、２０分や３０分遅れたって
どうってことないからね」
お寺を巡るより、このおばあちゃんの話を伺ったほうが、
１００倍ためになるような気もしたが、これが「一期一会」
ってことなんだなあ。と、ふかぶか頭を下げてお別れした。
番外、西方寺（さいほうじ）。
篠島の道は、だいたいこんな感じだ。ワカダンナとは、絶対に
来たくない。
どうしてこんなところに家を建ててしまったんですか。
工事の終了のめども、立っていないみたいです。
「かえり道」を書いてくださる所は、とても少ないので
嬉しいんですが、右・左どっち？
日間賀島・篠島の標準的なクルマは、こんな感じ。
軽なのに、どこかで「ヤッチャッタ」になって
そのまま乗り続ける。名古屋ナンバーが意外に多いのは、
名古屋の中古軽自動車の殿堂「スーパージャンボ」
で買ってくるのかもしれない。
日間賀島・篠島では、原付ノーヘル二人乗りが基本です。
というか、ヘルメットかぶっている方ひとりもいなかった。
高速船で帰るつもりが、道を間違え、島の正反対側の
海水浴場に着いてしまった。でも、景色良かったので
嬉しかったです。正反対と言っても、小さな島なので
２０分で戻れました。
篠島ともお別れ。あわただしいような、のんびりしたような
不思議な１日。日常と全然違う時間の流れでした。
３０分で河和。愛知県で、初めて島巡りしたけど、
わりと、ラクチンにこれるんですね。また遊びに来よう。
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ではまた。